War for Talentに勝つためのタレントマネジメント

• デジタル×グローバルが当たり前の時代、高度な専門性を備える人材の獲得競争は産業・国境を超えて激化の一途を辿っています。競争力のある報酬水準だけでなく、やりがいのある仕事、キャリアパスの広がりや自由度の高い働き方等、従業員に提供する価値（エンプロイーバリュープロポジション：EVP）を総合的に高めることが、優秀な人材から企業が選ばれる条件になってきています。

• 人材の育成・活用という観点では、経営人材の育成がこれまで以上に重要になってきています。事業環境の変化の速さ・振れ幅が大きくなる中、企業経営の舵取りの難度も飛躍的に増しています。このような環境下で、今まで以上に力強く、かつ多様性も受容できる高度なリーダーシップを発揮できる経営人材が求められています。

• 人材の確保・育成・活用を支える下地として、自律的なキャリア意識の涵養が益々重要になってきています。職種別採用、専門的なスキルの習得・リカレント教育の提供、定期的なフィードバックなどのキャリア開発支援を通じて、自律的なキャリア開発を促進する企業が増えています。これら一連の活動の結果として、従業員リテンションの強化やエンゲージメントの向上に繋げていくことが重要です。

経営戦略実現に必要な人材の特定・確保・育成・活用、経営人材の育成、自律的なキャリア開発の支援など、人材マネジメントに関するあらゆる課題の解決を支援します。

解くべき課題（例）：

• デジタル×グローバルの不確実な経営環境における、経営人材に求める人材像・人材要件の特定
• 海外拠点や投資先の経営など、タフアサインメントの創出
• 自律的なキャリア開発に向けた上司・従業員の行動・意識変革
• 従業員とポジションの柔軟なマッチングの仕組み構築（公募制、FA制度等）
• 若手層の社内外でのキャリアアップ、中間層・シニア層の再活用、キャリア転換を促進するリカレント教育の構築　等

• 精密機器メーカーにおける、事業戦略実現に向けた経営人材の要件定義とアセスメント実施
• 製薬会社における、経営リーダーのパイプライン管理を狙いとしたグローバルHR会議の設計・運営支援
• 小売・流通メーカーにおける、個別コーチングも含めた次世代リーダーの育成支援
• 消費財メーカーにおける、兼業・副業、外部への派遣等を通じた機会提供の仕組みの設計
• 電子部品会社における、自律的なキャリア開発の促進に向けたプラットフォームの構築
• 金融機関における異動・配置を含むシニア層の再活用の仕組みの構築　等

取り組むべきテーマ・課題に応じて適切なアプローチを提案いたします。

例えば、重要テーマの一つである経営人材の育成に関する取り組みは、大きく4つのステップから構成されます。マーサーは、経営人材育成の全体デザインからアセスメント、人材開発、パイプライン管理等に加え、他の施策との連動も含めてクライアントに伴走します。